人にやさしく、住まいの寿命を伸ばす防腐防蟻剤「エコボロン」の紹介

今回は、家の寿命を大きく左右する「腐れ」と「シロアリ被害」から大切な家を守る木部用防腐防蟻剤「エコボロン」をご紹介します。

みなさん、「木材腐朽菌」という言葉をご存知ですか？空気中をただよい木部に付着し木を腐らせるため、木の成分であるセルロースを餌にするシロアリにとって、そうした水けを含んだやわらかな木材がある家は居心地のいい場所になってしまいます。

そこで「エコボロン」は、新築時に建物の基礎の土台や束、仕上げ前の壁の木部分に高濃度ホウ酸水溶液をすばやくしみこませ、不要にシロアリをおびき寄せる餌にならないよう家を守る役割を果たします。

「エコボロン」の「ほう素系」処理をおすすめする一番の理由は人体への安全性です。

「農薬系」と違い、「ホウ酸塩」は揮発蒸発することがありませんので、シックハウス症候群の心配もありません。また、腎臓機能によって浄化・排出できる哺乳類の人間とちがい、シロアリは腎臓を持たないためホウ酸塩が蓄積して死亡します。目薬やコンタクトレンズの保存液の成分としても使われる「ホウ酸塩」は人体に安全な物質なのです。

もう一つのおすすめする理由は、その効果持続性です。ホウ酸塩は非常に安定した無機物であり、揮発・分解されることがありません。この性能から2011年9月、エコボロンPROが（社）日本木材保存協会の認定薬剤として登録され、住宅性能表示制度・劣化対策等級3の定める現場処理用の防腐防蟻処理用薬剤として使えるようになっています。

ご家族にとってやさしいことはもちろん、地球環境にも配慮した製品です。大切な家での安心な暮らしを是非続けて欲しいと思います。